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2012年1月14日 (土)

【神社仏閣専門家・坂原弘康の仏像講座】「お寺を楽しもう 成田山新勝寺」ご参加御礼

1月6日(金)開催、「神社仏閣専門家・坂原弘康の仏像講座 お寺を楽しもう 成田山新勝寺」無事終了しました。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 

神社仏閣専門家・坂原弘康の仏像講座、2012年初回となる一月の講座は新年にふさわしく成田山新勝寺へ初詣に参りました。

年間を通じて全国各地より多くの参拝者が訪れる成田山。広大な境内には数々の堂宇が立ち並び、本尊の不動明王をはじめとする多くの仏たちがまつられています。今回は不動明王を中心とした様々な仏たちのプロフィールを講座で紹介するとともに、実際に境内の諸堂を巡りながら仏像の世界を体感していただきました。

今回も多くの皆様にご参加いただき、とても充実の一日となりました。

 

今回のレポートではその中から釈迦堂をご紹介。
釈迦堂は現在の大本堂が出来る前の本堂だった建物で、幕末の安政年間に建てられました。現在は釈迦三尊と千手観音、弥勒菩薩がまつられています。

そして釈迦堂の周囲は江戸彫刻の粋を集めた傑作彫刻群で装飾されています。こちらも成田山の見どころの一つで、私的にはもう一押しの場所。

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釈迦堂の外壁八面は釈迦の弟子である五百羅漢の彫刻が彫られています。こちらは昨年に江戸東京博物館で開催された「五百羅漢展」で注目された絵師狩野一信が下絵を描き、仏師松本良山が彫り上げたもの。羅漢たちの様々な様子が表現されています。

 

神通力を持つ五百羅漢たち。その中をよーく見ると…、

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顔割ってるし!

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胸開いてるし! そしてそこから仏の顔が!!

なかなかスゴイことをやっている人たちもいたりして、そうした羅漢たちを見つけるのも楽しいですよ。

 

さらに扉には「二十四孝」という中国に伝わる二十四人の親孝行者の説話が彫られています。こちらも神社仏閣の彫刻の題材として好まれたもの。島村俊表作。

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こちらは孟宗。孟宗竹の名前の由来ともなった人で、竹にまつわる親孝行話の主人公。
真冬に竹の子を食べたがった母親のために雪山へ探しに出かけたところ、神様が願いを聞き届けて竹の子が生えてきたという話。

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剡子。人間と鹿のハーフ(=せんとくん)というわけではなくて、病気の両親の薬となる鹿の乳を採るために鹿に化けて群れに入ったという人。これは猟師に鹿と間違われて射られそうになったので「オレ人間! 人間だって!」って説明している場面。

まあこのあたりは「まんが日本昔ばなし」(中国だけど)でも使えそうな内容。

 

しかし、これだとちょっとちびっ子には刺激的すぎるかも…。

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老婆が若い女性のおっぱいを~~~っ!!

こちらももちろん親孝行話の一つであり、唐夫人という人が歯が無くて食事ができない姑のために自らの乳を飲ませてお世話をしたという話。うーん、いろんな親孝行のカタチ、あるもんなんですねえ。

こんな感じにちょっと不思議に見える場面も意味がわかると、さらに神社仏閣の見方が楽しくなってきます。
今後も様々な神社仏閣、仏像の魅力を伝えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

さて来月の神社仏閣専門家・坂原弘康の仏像講座は、私ならではの“大仏”を巡る講座を開催!

2月1日(水) 「九体の阿弥陀如来大仏と大井の大仏を訪ねて」

只今予約受付中です。
皆様のご参加お待ちしています。

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