新湊弁財天(富山県射水市)
高岡大仏、庄川大仏とお送りしてきた「富山大仏巡礼 2014秋」シリーズ。
巡礼の旅の締めは、富山県射水市の「新湊弁財天」を参拝しました。
こちらの弁財天様は以前に私の著書「大仏をめぐろう」でも紹介しました。



新湊弁財天は1986年建立、高さ15メートル(本体9.2メートル)、富山新港の一角で海を背にして立っていらっしゃいます。
正式名は「少童社」という神社で、海の神である少童命(わだつみのみこと)を祀り、そして少童命と弁財天は同体であることから、こちらの弁財天像が建立されました。

新湊大橋と弁財天様。

さて夕日を受けて光り輝く弁財天様ですが、その光輝くお身体は実はアルミニウム製。
富山県はアルミニウム製品の一大製造地であることから、富山県ならではの素材を使った「ご当地大仏様」といえます。実際アルミニウムは腐食に大変強く、永遠性、永久性を重視する仏像に適した新素材といえるでしょう。
中には「アルミニウムやコンクリートの仏像だなんて、価値もありがたみもない」なんて思われる方もいるかと思います。でも古代の仏像の材料である青銅や鉄、木、土、漆なども当時の人々が理想の仏様の姿を永遠に、永久に伝えたいということで、様々な試行錯誤の上で使用したものだと私は思うのです。
それは現代の仏像も同じこと。人々の祈り、願いの“こころ”は素材を超えるものでしょう。
(※素材の違いなんて仏像には関係ないということは、仏教的にも根拠があるのですが、それはまた別の機会に)
これからもそうした現代にも息づく様々な神仏の世界を追いかけていきたいと思っています。

まあ少し話が堅くなりましたので、最後は弁財天様のROCKな写真で。
やっぱり大仏様は最高です。
« 庄川大仏(富山県砺波市) | トップページ | TBSテレビ「Nスタ」 仏像関連のニュース解説 »
「大仏巡礼」カテゴリの記事
- 「週刊大衆」 大仏(2024.10.07)
- 「岐阜新聞」 佐吉大仏(2021.09.19)
- 高崎白衣大観音様、高崎市役所にご出張(2013.12.20)
- 高崎白衣大観音 ~観音様の恋話~ (群馬県高崎市)(2013.05.27)
- 高崎観音山万灯会(群馬県高崎市)(2013.08.29)
