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2015年5月14日 (木)

2015年春 御開帳の旅

「御開帳」とは普段閉ざされている厨子の扉が開き、秘仏の御本尊様とご縁を結ぶことができる行事です。
その周期はいろいろあり、月に1度行われるところもあれば、1年に1度、数年に1度、中には100年に1度なんてところまであったりします。

 

そして2015年春も、高野山、善光寺など、全国各地のお寺で御開帳が行われ、私も参拝してまいりました。

 

 

 

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高野山1200年の歴史で初となる金堂御本尊の御開帳
高野山の金堂は長い歴史の中で焼失と再建を繰り返し、現在の金堂は昭和9年に再建された8代目のもので、御本尊も高村光雲師作による薬師如来(阿しゅく如来)です。木そのものの魅力を生かし、大自然の温もりを感じる大変慈悲深い御姿でした。

 

ちなみにTBSテレビ「あさチャン!」で今回の御開帳についてのニュース解説も担当しまして、我が家は代々高野山真言宗の檀家であり、この素晴らしき機会に縁あって関われましたことを大変嬉しく思います。

 

中門も江戸時代以来172年ぶりに再建され、こちらも江戸時代の二天像と現代の大仏師松本明慶師の二天像の競演を堪能できます。

 

金堂御本尊の御開帳は5月21日までです。

 

 

 

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「牛にひかれて善光寺参り」のエピソードでもおなじみの善光寺。三国伝来の阿弥陀三尊をまつり、宗派を超えて人々に親しまれてきたお寺です。
御本尊様は絶対秘仏でお目にかかることはできませんが、その御分身の前立本尊様が7年に1度御開帳され、今年はその御開帳の年にあたります。

 

今年の御開帳も多くの参拝者が訪れ、本堂の前に建てられた回向柱(前立本尊様の右手と五色の紐で結ばれた柱で、触れると御本尊様とご縁を結ぶことができます)に触れるのに一時間、戒壇巡りはなんと二時間半という大賑わいでした。
今回は夜に本堂と回向柱のライトアップも開催。こちらも大変幻想的でした。

 

善光寺御開帳は5月31日までです。

 

 

 

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そしてもう1つ、ぜひ紹介したいのが、私の故郷群馬県で行われている「迦葉山大開帳」です。
迦葉山は沼田市の北部にそびえ、お天狗様をまつる龍華院弥勒寺が鎮座する霊峰として信仰されてきました。高さ6.5メートルの日本一の天狗面をはじめ、全国各地の人々より奉納された天狗面の数々がその歴史を物語っています。

 

今年は10年に1度の大開帳の年にあたり、お天狗様とご縁を結ぶことができます。
その参拝方法は拝殿から奥殿へと階段を上って、お天狗様を参拝。計108段の階段を上り下りすることで、人の心の中の煩悩を消し去ってくださるとのことです。
大変神秘的なお天狗様との御結縁、こちらの大開帳もおすすめです。

 

迦葉山大開帳は5月28日までです。

 

 

 

御開帳は御本尊様にお目にかかることのできる素晴らしい機会というのはもちろんのこと、前回の御開帳から今回の御開帳までこうして無事過ごすことができたことに改めて感謝する良い機会となりました。
縁あって、参拝できましたことに心より感謝申し上げます。

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