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2023年9月26日 (火)

【社寺彫刻図鑑】福禄寿と寿老人

福禄寿寿老人は、どちらも中国で長寿の象徴とされる「南極老人星」という星(りゅうこつ座のカノープス)を神格化したものです。

中国で南極老人星を擬人化した際に、頭巾を被った老人、長い頭で背が低い老人の二通りの姿で描かれましたが、日本ではそれぞれ別の神と考えられ、頭巾を被った老人を寿老人、長い頭で背が低い老人を福禄寿としてまつりました。日本では二神とも七福神の一員にもなっています。

二神とも、健康長寿を司る神とされ、長い杖や巻物、瓢箪を持った姿で表されることが多いですが、巻物には人間の寿命が記され、瓢箪には不老長寿の霊薬が入っているといわれます。
長寿の象徴とされる動物を連れている姿で表されることもありますが、その場合は福禄寿は鶴、寿老人は鹿を連れた姿で表されます。

 

・福禄寿の特徴 長い頭 背が低い 鶴を連れている ※背が低いという特徴が表されず、通常の身長で表されている作例も多い
・寿老人の特徴 頭巾を被る(福禄寿のような際立った身体的特徴は無い) 鹿を連れている

 

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日光東照宮(栃木県日光市) 福禄寿と寿老人

 

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大悲願寺(東京都あきる野市) 福禄寿

 

Fukurokujujurojin03
神明社(東京都あきる野市) 寿老人

 

Fukurokujujurojin04
大杉神社(茨城県稲敷市) 寿老人 ※鶴の姿も表されるが、頭巾、鹿といった特徴から寿老人とした

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