【社寺彫刻図鑑】天岩戸
日本神話「天岩戸」(あまのいわと)を表したもの。
太陽の神であるアマテラスオオミカミが、弟のスサノオノミコトの乱暴な振る舞いを恐れて天岩戸に隠れたことで、世界が暗闇に包まれてしまい、困った神々はアマテラスオオミカミを天岩戸から誘い出す方法を考えて実行することにしました。
天岩戸の前で祭りを行い、ニワトリ(常世長鳴鳥 とこよのながなきどり)を鳴かせ、演奏にあわせてアメノウズメノミコトが舞い踊り、皆で楽しそうに大笑いしました。外の賑やかな様子が気になったアマテラスオオミカミが天岩戸を少しだけ開けたところを、力持ちのアメノタヂカラオノカミが天岩戸を押し開いて、アマテラスオオミカミを外に連れ出すことに成功し、再び世界に光が戻りました。
彫刻作品では、天岩戸から出てきたアマテラスオオミカミ(アマテラスオオミカミを直接表さず、光のみで表した作例もあり)、舞い踊るアメノウズメノミコト、天岩戸を開くアメノタヂカラオノカミ、演奏する神々、ニワトリなどが表されます。
大宮神社(埼玉県越生町)や日枝神社(茨城県常総市)など、天岩戸神話では未登場のサルタヒコノカミも表されている作例もあります。 ※サルタヒコノカミとアメノウズメノミコトが後に夫婦になることから、そこから連想して表されたものか?



見付天神 矢奈比賣神社(静岡県磐田市)




大宮神社(埼玉県越生町) ※4枚目の鼻が高く、槍を持った神がサルタヒコノカミ

笠間稲荷神社(茨城県笠間市)


伊勢崎神社(群馬県伊勢崎市)



総社神社(群馬県前橋市)

赤城神社(群馬県館林市)

諏訪神社(群馬県前橋市)

熊野神社(埼玉県越生町)

日枝神社(茨城県常総市)

八剱八幡神社(千葉県木更津市)

金鑚神社(埼玉県本庄市)

川越氷川神社(埼玉県川越市)

米本神社(千葉県八千代市)

與瀬神社(神奈川県相模原市)


越谷香取神社(埼玉県越谷市)
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