プロフィール

  • 坂原弘康
    (神社仏閣専門家)


    群馬県高崎市出身(現在東京都在住)。
    「神社仏閣専門家」として、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など各メディアで活動。
    著書に日本初の大仏専門書『大仏をめぐろう』。


    メディアへの出演および取材協力、商業誌への執筆および取材協力など、各種仕事のお問い合わせは「依頼内容」「依頼料」を必ず明記の上、ご連絡をお願いいたします。
    (各種ご依頼は全て「有料」にて承ります)

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日記・コラム・つぶやき

2016年9月 9日 (金)

まりこふんさん「はにわ」

以前トークイベントで共演した古墳シンガー・まりこふんさんが「はにわ」を紹介する本を出版されました。

 

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まりこふんさん著「はにわ」(青月社)
9月10日(土)発売です。

 

古墳への愛を歌う古墳シンガーとして活躍されているまりこふんさんですが、今回は古墳時代の人気アイドル「はにわ」を独自の視点で楽しく紹介しています。

まりこふんさんならではのはにわの楽しみ方は「はにわのキモチになってみる」
職場のムードメーカー的存在のはにわ、上司と部下の間で板挟みの中間管理職のはにわ、たくましく息子を育てるお父さん鹿はにわなど、一体一体のはにわの姿から無限に広がるはにわたちの物語。また一段とはにわたちが好きになってくる一冊です。

 

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とっても楽しいはにわガイド本です。
おすすめです!

2015年9月 6日 (日)

まりこふんさん「奈良の古墳」

以前トークイベントで共演した古墳シンガー・まりこふんさんが奈良県の古墳を紹介する本を出版されました。

 

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その名もズバリ「奈良の古墳」(淡交社)。

9月1日より全国書店で発売中です。

 

古墳に魅せられて、古墳の魅力を歌として伝えている古墳シンガーのまりこふんさん。最近では音楽活動と並行して古墳に関する著作の執筆もされていますが、今作でも古墳の一大聖地奈良の古墳の魅力を独自の視点で楽しくわかりやすく伝えています。

従来のような古墳の大きさや造られた年代だけではなく、「カワイイ古墳」「クビレがセクシー」といった独自の視点によるまりこふんさんの解説は古墳の新たな観賞法を気づかせるとともに、一つ一つの古墳からメッセージを聞き、その心を伝えるまりこふんさんの古墳への愛を感じさせてくれます。読み終われば、これまで一見するとどれも同じに見えていた古墳もなんだか一つ一つとっても愛おしい存在に見えてくるはずです。

そしてなんといっても古墳に訪れて、古墳と語るまりこふんさんの表情が本当に嬉しそうで、読んでるこちらもなんだか幸せな気持ちになってくる一冊です。
(ちなみに以前一緒に私の故郷群馬の古墳めぐりをしたことがありますが、その時も本当に嬉しそうだったこと!)

 

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神社仏閣と古墳、それぞれ違えど、どちらも人々の熱い思いがこめられているのは同じ。
これからも共に“こころ”を伝えていきましょう!

2014年9月29日 (月)

大竹敏之さん「コンクリート魂 浅野祥雲大全」

当ブログでも何度か紹介してきました「コンクリート仏師・浅野祥雲」さんの研究本がついに出版されます。

 

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その名も「コンクリート魂 浅野祥雲大全」(青月社) 
9月30日発売です

もちろん著者は「浅野祥雲作品再生プロジェクト」リーダーにして、「日本唯一の浅野祥雲研究家」である大竹敏之さんです。

 

早速読ませていただきましたが、「五色園」、「桃太郎神社」、「関ケ原ウォーランド」の浅野祥雲三大聖地をはじめ、東海地方各地の神社やお寺にまつられる神仏像など、全758体の作品をオールカラーの図版で収録、さらに当時の制作関係者や現代も作品を守り続けている人々への大竹さん独自の取材によるリアルなレポートも加えて、仏師・浅野祥雲さんの実像に迫る素晴らしい内容です。

こうして祥雲さんの全作品を改めて見てみると、やはり祥雲さんは“仏師”なんですよね(よく神仏と関係ないと思われている「関ケ原ウォーランド」も隣接する宝蔵寺の付属施設であり、戦没者供養と平和祈願が目的)。施主たちの様々な依頼に対し、祥雲さんが祈りをこめて制作した神仏の姿は心を打ちます。
近現代の作品だから、ほとんど無名の作家の作品だから、コンクリートの作品だから、価値が無い?
いいえ、人々の祈りや願いの“こころ”にそんなものは決して関係
ないのです。

浅野祥雲さんの作品の修復活動についても触れられています。その活動趣旨については大竹さんが語られていますので、そちらをぜひ読んでいただけたらと思いますが、ずっと活動に参加してきた私自身の思いとしては、大竹さんより修復活動の計画を聞き、実際に愛宕山厄除弘法大師の修復現場や五色園の修復前の現状を見て、後世に先人たちの“こころ”を伝えていくためには今、誰かがやらなければならない、と強く感じ、大竹さんたちの活動に賛同してきました。少なくとも「腕が欠けている、塗装が剥がれてボロボロ」=「浅野祥雲作品の魅力」では無いはずですから。
本書で初めて知りましたが、祥雲さんの故郷中津川市には祥雲さん自らが修復された江戸時代の石仏群があるそうです。祥雲さん自身も先人たちの“こころ”を後世に伝えていこうとしていたことを知り、ますます祥雲さんが好きになりました。

 

そんな浅野祥雲さんの研究を20年以上にわたって取り組んできた“日本唯一の浅野祥雲研究家”大竹敏之さんによる入魂の一冊です。
その熱い活動を見てきた友の一人として、浅野祥雲本の出版を心よりお祝い申し上げます。

祥雲さんファンはもちろん、一人の仏師とその制作活動を支えた人々、その“こころ”を守り伝える人々の人間ドラマとして多くの方に読んでいただきたい一冊です。

 

ちなみに巻末の「浅野祥雲年譜」に私の名前と著書「大仏をめぐろう」(祥雲さん作の愛宕山厄除弘法大師を紹介)も掲載していただき、嬉しく思います。
これからも大竹さん、浅野祥雲さんのご子孫の皆様、そして浅野祥雲作品再生プロジェクトを応援いたします。